10/30: 出来ることを する という選択

Category:
Posted by: shimayome
10月25日、カリブの酒場islaにて、
アフリカンパーカッションのライブが開催された。


演奏した大西匡哉(マサヤ)さんは、ケニアの奥地、ミリティー村に暮らしながら、
知られざる伝統音楽を発掘し、受け継ごうとするパーカッショニスト。

ナイロビ在住のフリーライター早川千晶さんとともに立ち上げた、
音楽や講演を通してアフリカのコミュニティの活性化をはかる支援プロジェクト(JIWE)の全国ツアーで来島したのだ。


アフリカ音楽・・・については、私にはよく分からないのだが、ライブはとにかくすごい熱気で、ミュージシャンの方々から発散されるパワーが会場に充満。

ボケーッと観ていた私も、いつの間にかドキドキして体が動いていた。



会場で配られた小冊子には、彼らの思いが詰まっていた。



タイコに魅了されて旅を続けたマサヤさんが流れ着いた、アフリカ・ケニアの奥地。
村人たちは、言葉も通じない彼を暖かく迎え入れ、
時が経つにつれ、彼は村の大家族の一員となっていた。
幼い頃に親を亡くして施設で育ち、
一時は社会とほとんど関わりを持たずに生きてきた彼だが、
これらの出会いにより人と人のつながりの輪に抱かれて生かされてきたそうだ。

» 続きを読む...

10/20: アートをもっと身近に

Category: イベント
Posted by: shimayome
「描こう!世界に1枚。オリジナルTシャツ。」
初めての方、絵が苦手な方でも大丈夫。

というコピーに惹かれ、手描きTシャツ教室に参加してきました。



コチラが企画者の久美さん(左)と、講師のすーちゃん(右)。
お二人が着ているタンクトップも、もちろん手描きです。


久美さんの趣味は美術館巡り。
宮古島には美術作品にふれる場所があまりないと気づき、島に暮らす人、
特に子供達に、もっと身近に作品を感じて欲しい、という思いがあったそうです。

Tシャツを素材に選んだ理由は、突然一枚の白い紙を渡されたら、
構えてしまって自由に楽しめないのでは、と考えたから。

そしてそれは大正解で、
子供達はできあがった自慢の一着を嬉しそうに、恥ずかしそうに、
みんなに見せてまわっていました。
大人達は、久々にふれる絵画の楽しさに大興奮。
各々の世界に入り込んで黙々と取り組んでいました。

» 続きを読む...

10/10: 宮古のぬくもり・島てぬぐい

Category: 暮らし
Posted by: shimayome
宮古島で人気の DESIGN MACH(デザインマッチ)】 より、
島てぬぐいが登場しました。



かわいいっ!

デザイナーのまっち?さんご自身がお土産を選ぶ時に、
かさばらず、軽く、1000円以下の「宮古島オリジナル」のものを・・・
と考えてみたら意外と少なくて、ならばとデザインしてみたそうです。

また、そんな手ぬぐい誕生の裏側には、5年前に移り住み、現在宮古嫁である まっち?さんのこんな思いが隠れていました。

(以下、まっち?さん談)

今まで環境に対して何も実行せず生きてきましたが、私が宮古に来たこのたった5年で劇的に変わる海、珊瑚、宮古の自然、そして環境を目の当たりにして、さすがに何か少しでも地球に優しいことをしなければという気持ちが芽生えました。

手ぬぐいで直接海がきれいになったり、珊瑚が増えるわけではないけれど、
例えば、手ぬぐいでラッピングすれば紙ゴミが出ない。
そしてこの1枚の布を折る、たたむ、包むっていうのは日本の高い文化でもあるな?と思ってもいます。

なので使い込んでボロになった手ぬぐいは最後は雑巾として使ってもらいたい。
また端切れを使ってのリメイク作品も募集しています。

» 続きを読む...

Category: 暮らし
Posted by: shimayome
先日、ヘナ講習会とやらへ行ってみました。

ヘナ(和名・指甲花 シコウカ)とは、
インドに古くから伝わるハーブで、トリートメントと染色効果を併せ持つため、
髪用として長い間愛用されているそうです。
髪以外にも、ヘナタトゥーとして、結婚式の時に
手の甲などにきれいな模様を描く、天然染料としても親しまれてきたそうで、
こっちの方が私は知ってたんだけど。

実は以前、若白髪に悩む友達のヘアカットを頼まれた時、
ついでに染めてって、市販の染毛剤を渡されたことがありました。
ショートヘアの彼女に対して染毛剤は量が多いので、半分は捨てるんだけど、
その時・・・
これは一体、この後どう分解されるんだろう・・・って心が痛んだ。

いくら下水道があっても排水には気を付けたいのに、
下水道が完備されていない宮古島ではなおさら気になる!


そんなきっかけで、天然の染色ハーブに興味を持っていたので、
黒髪の私も、トリートメント効果に期待して参加してきました!


これがヘナ(粉末)
当然ながら、ニオイは草そのもの↓


一般の染毛剤は、
髪の中にある色素を追い出して、その中に入り込む式らしいのですが、
その時に、色素と一緒にタンパク質などの栄養も抜け出てしまい、
それでぱさついたりするそうです。

ヘナは、
強力なからみつき力で髪をコーティングし、コシとツヤを与えて、
さらに頭皮の抗菌作用もあるとか。

» 続きを読む...

09/20: あみはろー多良間島

Category:
Posted by: shimayome
いきなり話題は離島に飛んで、先日多良間島に住む友人を訪ねた時のこと。


39人乗りの小さなプロペラ機が着陸したのは、空しか見えない広々とした空間。
その片隅に、赤瓦をあしらったキュートな建物がポツリ。

これが宮古島から20分の、多良間空港である。
迎えに来てくれた友人は、右を向いても左を向いても知り合いのようだ。


真っ先にお気に入りの浜とやらへ連れて行ってもらう。

宮古島とはまたひと味違った澄んだ水の、遠浅な優しい浜辺だった。
落ちてる珊瑚の欠片が、大きくて太い。
null

ふと顔を上げると、遠くの防波堤で手を振っている人影が見えた。
そしてそれが誰かも分からないまま手を振り返している友人。

取りあえずその人影目指して行ってみると、どうやら知った顔のようだった。





車の窓を開けるとすぐにのぞき込んできた、日焼け顔が言う。

「あみはろー。」
「これ、宮古から来た友達?。」
「あみはろー。」
「はじめまして?、よろしく?。」
「あみはろー。」
「・・・・。」

アミ ハロー?
これが多良間の人のあいさつか???
ハロー アミーゴ??

これが多良間青年・農(と書いて、みのり!))との出会い。
そして、どうやら彼は、
「網張ろう」と、つまり「追い込み漁をしに行こう」と誘っていたのだった!


一泊二日で友人の顔を見に来た私には海に入る予定はなく、加えて生理中(男性読者のみなさんすみません)だったので、そのやる気のなさを伝えると、

「だいじょお?ぶ、鮫は出んからあ?。」
「・・・・。」

解説すると・・・血におびき寄せられる鮫が居ないので、
生理中でも大丈夫だと言っているのだった!

あまりにも突拍子もないこの切り返しに、驚き半分、笑い半分。
結局あいさつも終えぬまま、追い込み漁に挑戦することになった。


» 続きを読む...


ページ移動 前へ 1,2,3,4,5, ... ,32,33,34,35,36 次へ Page 35 of 36