去年、とても大切な人を亡くしました。

ひとつの店を支えていた４人チームの一員です。
私にとっては、宮古島でのファミリー。

癌でした。

店で会った木曜日はいつも通りだったのに、土曜日に不調で早退、この時はまだ「胃腸炎」と診断されたそうです。
本人を含め、私たちの誰も彼女の身体がそんなに深刻な状況になっているとは気づく事が出来なかったのです。

ところが日曜の深夜、あまりの痛みで救急に駆け込み、月曜の朝には脳に腫瘍が見つかったとの連絡が入りました。

それからすぐに九州の大学病院に移り手術を予定しましたが、水曜日には、
「手術をしても手遅れです、ホスピスでの緩和医療に切り替える事になりました」。
本人には免疫力が強まるまで手術は延期と伝えられ、彼女は最後まで手術を待っていました。

その時は余命長くてあと３週間との事でしたが、最終的には、入院してから１１日目の木曜日に、あまりに若すぎる３０歳で、彼女は永眠しました。



１１日間。
書いていて自分でもびっくりするぐらい短い期間。
でもその間、毎日状況が目まぐるしく変化し、何週間とも思えるくらい長かった気がします。
手術日が決まった、一週間早まった、やっぱり手術はできない、あと３週間、今日明日が山場、やっぱり持ち直した、容態が急変した、持ち直した・・・・・そんな連絡に一喜一憂しながらかなり張りつめていました。

そんな中、彼女のメモ帳を目にする機会があり、彼女が宮古での暮らしの中で、友達が出来ない、職場での存在感が薄い、自分は力がないとあらゆる寂しさを抱えていた時期があったことを知ったのです。

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うちには猫がいます。
名前は「にゃんこ」です。

イーザト（宮古の飲屋街）出身。
６年前、子猫だったにゃんこはクリスマスパーティーの店内に迷い込んできて、いつの間にかうちの子になっていました。


ネコ馬鹿丸出しですが、にゃんこはよくしゃべるんです。

お腹が空いたとき、「にゃーにゃーにゃー」
ドアを開けて欲しいとき、「にゃーにゃーにゃー」
ご機嫌でスキップ（ぽいの）してるとき、「にゃっにゃにゃ」

全部同じ（笑）？

これが違うんですよ?。
同じ催促でも、「ごはんごはん」みたいな時もあれば、「お腹空いたよ・・・」とか、「腹へってるんですけどぉー！」の時もある！

また、こちらの事情もよく分かるみたいです。

私が仕事をしている間は、様子をうかがっておとなしくしていて、そろそろ終わると分かるとソワソワ。
たまにフライングで鳴きだす時があっても、「まだにゃんこの番じゃないよ」というとおとなしくなり、私の手が空くとご飯のある冷蔵庫に走っていきます。
とっても賢い（ネコ馬鹿ですみません）！

昼寝をしていて地震があった時、家のどこかでにゃーにゃー鳴き叫ぶにゃんこに、「にゃんこ、もう地震終わったよ、大丈夫、ここにいるよ！」と話しかけると、どこかの鴨居から飛び降りて、一目散に私のお腹の上に飛び乗ってきたんですよ。
かわいくてたまらない瞬間（ネコ馬鹿ですみません）！

とにかく、にゃんことは意志疎通が出来てる感じがするので、私もふつうに話しかけているのです。



ところが、それが分かってるはずなのに、
先日、私はひどい失敗をしてしまいました。

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２００９年、丑年。

宮古島で牛と言えば、イムギャーです。
イムギャーの丘？の上のあずまやーには、なぜが牛が乗っているんですよ。
その牛がよく見えるダイビングポイントで「牛さんモーモー」って言うのがあるらしいです。

そんな宮古島で見つけた、今年の大ヒット年賀状がこちらです！

イムギャーの牛さんバックに、YOGAの牛面のポーズをとる、牛面の女性（？）。
ものすごいインパクトです！！



彼女（？）が黄緑色のシューズを履いているところが私的にはたまらないです（笑）。


どんなデザイナーさんがこのエキセントリックな年賀状をデザインしたかと思ったら、この方、宮古んちゅのOLさんなんだそうです。

ところがこの方、友人の話によるとただのＯＬさんではなく、カリスマＯＬ、ＯＬ業務のプロフェッショナルなんだそうです。

仕事を極め、そこにセンスが加わると、こういった作品が生まれたりするんですね?。

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