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03/30: どこにいたって

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Posted by: shimayome
春は旅立ちの季節ですね。
新しい土地での新しい暮らしに向けての旅立ち。
大好きな人達が目の前から居なくなるのはとっても寂しいけれど、
祝福と応援の気持ちの方が強いかな。

前回は、旅立っていく友人の話を書きました。
今回は、少し前に宮古島を旅立った友人のその後を紹介したいと思います。



A&Wの裏通りに、「手描きTシャツ&休憩所」と書かれた
摩訶不思議な看板を見かけた事がありませんか?
2005年4月から2008年12月、
「ウマヅラ」はその場所でひっそりと多くの人に愛されてきました。

「自然と関わる仕事がしたい。」
そんな漠然とした思いを形にしたくて、大阪の高校を卒業してすぐ西表島に渡り、
とりあえず2年間暮らしてみたとかなんとか言ってた気がします。
そこから、「自然の素晴らしさを絵で伝えたい」という思いが湧くようになり、
宮古島に移って手描きのお店を開いたカオリ。

ストレートで純粋な行動力の持ち主です。
その独創的な感性が生み出す作品は、約4年の間宮古島のあちこちで、
「ウマヅラ・ワールド」を生み出していました。

私や仲間が主催する「宮古島リユースカッププロジェクト」では、
宮古島をイメージしたイラストを提供してくれました。
「宮古島からの贈り物」とドラゴンフルーツの箱のデザインも手がけたり、
作品をお店のユニフォームにしていた人たちも居ました。

そんな「宮古島のウマヅラ」が、今年、姿を変えました。

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彼女は今、東京で子供服の制作に携わっています。
この飛躍、私にとってもすごく嬉しいんです!

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03/20: Aloha!

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Posted by: shimayome
昨日、大好きな友人が宮古島から旅立ちました。

ノブコは、宮古島でHULAのサークル「Miyako Pua' ena Girls」を立ち上げ、多くの人たちにAlohaの心を伝えてきました。



Alohaとはハワイの挨拶の言葉ですが、こんにちはもさようならもありがとうも、全部を含む愛の言葉だそうです。
言い換えれば、今という瞬間に心をおき、共に存在し経験を分かち合う喜びを相手に伝え、心をつなげることの喜びの言葉だとか。
それが挨拶の言葉だなんて、ハワイの人は素敵ですね。

さらにAlohaは挨拶だけでなく、その一文字ずつにも意味が込められているそうです。

Alohaの「A」は、「AKAHAI」・・・思いやり。
神様、先祖、家族、友人・・・自分以外の人のことをまず想うこと。リスペクト(尊敬)すること。その想いを持って、人に接しよう、ということ。

Alohaの「L」は、「LOKAHI」・・・調和すること。
全ては自分の一部であり、自分は全ての自然の一部であることを知ること。助け合う心を持つこと。

Alohaの「O」は、「OLU’OLU」・・・喜び。
他人の幸せも自分の幸せも共に喜ぶ心。ハッピーでいる心。それが他人への親切や思いやり、優しさにつながること。

Alohaの「H」は、「HA’AHA’A」・・・謙虚な心。
どんなときにも謙虚な気持ちを忘れないように心がけること。人と接するときに謙虚な気持ちでいると、自然に他人にも自分にも優しくなれるから。

Alohaの「A」は、「AHONUI」・・・忍耐。
自分の気持ちと違う何かを認めたり、相手の言っていることを認めたり、存在そのものを認めたりするとき・・・つらいこともあるかもしれない、でもガマン強く耐えることだって必要。


なんだかすごい言葉ですね。
でも、こんなAlohaを絵に描いたような人も居るんです、ホントに。
ノブコはそんな女性です。

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彼女のその包み込むような優しさと強さに、私も何度も助けられました。

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03/10: ハートビート!

Category: イベント
Posted by: shimayome
久しぶりに感動して泣きました、私。
先日、琉球國祭り太鼓・宮古支部の自主公演「がじゅまる」を観に行って。

みなさんは、沖縄の伝統芸能、エイサーを見たことがありますか?
私は今まで何かのイベントに出演しているのをぼんやり眺めた事がある位で、
エイサーがこんなに熱くなる物だったとは全く知りませんでした!


琉球國祭り太鼓」は、エイサーをベースに空手の型を取り入れた創作エイサーで人々の心を魅了し続け、沖縄全土はもちろん、全国そして世界規模で広がりを見せて来た太鼓集団です。

宮古支部の今回の公演へは、
メンバーである友人からの「命の鼓動を聴きにきて!」という誘いに、ちょっと大げさだなとも思いながら、でも応援する気持ちで会場に足を運んだのでした。
ところが、彼女の言葉は全く大げさではなかったのです!

超満員の会場に勇ましく鳴り響く太鼓の音。
自主公演と聞いて驚く舞台美術、その上を行き交うのはスポットライトが創り出す大小の影、まるで歴史映画を観ているような気分にさえなりました。
太鼓を抱え、「踊る」より「舞う」という表現がしっくりくるその姿は、超ド迫力でしたよ!
とにかくかっこいい!!!!

撮影禁止だったんで写真がないのが残念ですが、
次の機会があれば是非、多くの人に観に行って欲しいです。



気迫のこもったそのステージを見ていると、
きっと泣きたくなるような日もある位の練習を積み重ねて、でもやっぱり太鼓に魅了されているからこそ今日まで続けて来られたんだな・・・ってここに至るまでのメンバーのストーリーを勝手に想像して、それにまた涙してしまうのでした。

そんな私を見て、友人が練習見学に誘ってくれました。

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(ごめんなさい、望遠で撮ったらこうなりました・汗)

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