海があって、サトウキビ畑があって、ちょっと小高い所に、私の家はあります。
そよ風の心地よい、沖縄の古民家です。

穏やかな空気の中で、タイ古式マッサージ＆YOGA。

お店の名前には、一番好きな言葉を付けました。
アジアンヒーリングShanti。
Shantiとは、心の穏やかさ、静けさ、調和。
いつもそうでありたい、そんな感じを共有したい、そんな思いです。

今回は、そんな私のヒストリー。



そもそも、日本一周の途中だったんです。

学生時代、バイク（って言ってもカブに毛が生えたような小型）に乗って、関東から北海道をキャンプしてまわりました。
残りの半分は卒業してから行くことにして、早々と卒論を出してバイト三昧。

その年の正月。
風邪をひき、寒いーだるいーでも初売りに行かなきゃ・・・とこたつでだらけていた時。
ふと気付くと、誰かが持ってきたダイビング雑誌が部屋に転がっていて、そこに沖縄が載っていたのです。

そこでひらめきました。

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旅行で来ている方によく聞かれる質問があります。

「どうして宮古に来たんですか？」
「やっぱり海に魅せられて来たんですか？」
などなど。

そんな時、私の答えは、
「いや〜たまたま来て、今に至るんですよ。」

冗談のように言うんですけど、実は本当です。



流れ流れて今があるだけ。

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「自分で出きる　心の癒し　体の癒し」というテーマで行われた、放送大学の面接授業を聴講してきました。
講師は、カウンセラーであり、長年に渡って非行少年の更生や保護をされてきた、宮古島出身の垣花鷹志先生。
授業では、気を高める必要や、相手を受け入れる大切さなどをお話し下さいました。

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その垣花先生と、授業の翌日、池間島に出かけました。
池間島にある、うぷらずぅという一番大きな御嶽を尋ねたいとのこと。

実は、先生は何十年も前に、池間島の中学校で働いていたのです。
西平安崎から船で通った話や、夜中に肥溜めに落ちて漁師に助けられた話などを聞きながら、半分手探りで集落の中へ・・・。

すると、着物を着て小さな御嶽の前でうーとうとう（お祈り）をしている女性達が・・・。
池間島のツカサたちです。

（沖縄の宗教観やツカサについては、過去記事をご覧下さい）

ツカサに教えてもらおう、と車を停めて近づこうとしたのですが、一同がちょうど移動するところで、追いかけていくと、そこは司母（つかさんま）の家でした。


家の前で、なにやら色々な道具を片づけたり足を洗ったりしています。
あいさつをすると、なんと、どうぞ御神酒を飲んでいってください、と家に招待してくださったのです。

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