友人のウェディングパーティーをプロデュースしました。
仲間がいっぱい集まった、アットホームなパーティー。

新郎新婦は、数日後に大阪へ引っ越してしまいます。
新しい土地で新しい未来を築こうとする二人の門出を祝福するため、
宮古のみんなに声をかけ、秘密の準備を進めてきました。

準備期間1ヶ月半。
先日書いたとおり、楽しむことには手間暇かけるホンキ遊びの私たち。
アイディア、準備、すべてオリジナルの手作りで盛り上げましたよ!




一番悩んだのは、新郎新婦の入場です。
会場はカリブの酒場isla。
満員の店内で、どうやって長いドレス姿の新婦を皆に見てもらおうか・・・。

islaから50mほど離れたところにあるホテル・プレミアの部屋を控え室にし、
そこから出発してもらうことにしました。

ここにはマスターが大事に手入れした植物に囲まれた素敵な階段があって、
前々から気になっていたんですよね。
ほら、こんなに素敵。



さて、ここで問題です。
プレミアからislaまでの50m、どうやって新婦を移動させたでしょう。







「新郎新婦、入場!」

鳴り響くプリミティブな太鼓の音。


階段の下で新郎新婦を待ちかまえていたのは
かっこよく日焼けした、海の男達!
ここはサモアか?それともタヒチ??

なんとサーフボードに乗せ、かついで移動しました!!
新婦はサーファーなのです。


イーザト(飲屋街)のネオンの中を練り歩くご一行。
隣の居酒屋さんからも、お客さんやスタッフが出てきて祝福してくれました。

ガハハ!!最高でしたよ!!

ちなみに宮古では、披露宴で脱ぐ位のことは当たり前だそうです(全裸も)。


そしてislaへ・・・

エントランス左             エントランス右
   
↑友人が宮古で集めた植物たち  ↑「斉藤家」byシーサー物語・球磨 


ここから先は残念ながら、私はバタバタ忙しくしていたため、写真はありません。
参加者66名。
前日に知り合った観光客も来たりして和気あいあいの会場でした!

音楽、ダンス、挨拶、プレゼント、ステージは入れ替わり立ち替わり。
誓いの言葉も指輪交換も、牧師役が盛り上げて大爆笑。
北海道からのビデオレターでは、何故か「祝いめでた」を歌うタキシードの友人。
スクリーンの前、一同ノリノリで手拍子(モミ手)でした。

ウェディングケーキは、宮古唯一のフランス料理店「vo-gi-ya」の73ちゃん作。

かわいくておいしかった♪


笑いあり、涙あり、ハプニングありの感動的な夜になりました。
最後には全員で踊りまくり。





このパーティーが成功したのも、
「新郎新婦を喜ばせたいんだけど」の一言で集まってくれた友人達のおかげ。

会場装飾、ブーケ、ヘアメイク、司会、音楽&ダンス、撮影、
DJ、受付、ビデオレター、機材、寄せ書き、スピーチ・・・・
沢山の人たちが喜んで協力してくれたのです。
ありがたいことですね。
  
↑くす玉作り               ↑フラの練習

  
↑寄せ書き             ↑DJ機材チェック






実は私が結婚したときも、
同じように沢山の友人達が集まって、手作りのパーティーをしてくれたのです。

沢山の人たちが知らない間に連絡を取り合っていて、
あらゆる得意分野を生かした手の込んだ仕掛け満載で・・・
伝説化するくらいの、それはそれは素晴らしいパーティーでした。

私たちは本当に幸せ者だなぁと感動した夜。

今こうして自分が準備する側に回ってみると、
どんなにみんなが時間を割いて工夫を凝らし、協力して祝福してくれたかが
よく分かり、改めて感謝の気持ちがわいてきました。

この機会を与えてくれた新郎新婦にも感謝。



だから私も、この新郎新婦の胸を幸せいっぱいに満たしたい、
そして新しい土地へ移る二人にみんなが応援しているよと伝えたい、
そんな気持ちで企画しました。

そうやって、色んな気持ちや幸せがつながって行くのかなと思いながら。
幸せは、プロデュースする側も幸せをもらっていて、
まるでリレーみたいなものですね。


二人に乾杯!
末永くお幸せに!!!