また、サトウキビの話題です。

なぜなら製糖期だから。
サトウキビねた満載の宮古島です。

先日、「運転していて、道に大蛇が!・・・と思ったらサトウキビだった、
という出来事が続いていたら、それは製糖期です。 」と書きましたが、

昨日は、またサトウキビが落ちてるな?って思ったら、
本物のヘビ(1.5m位の)でした。
危ない危ない。
危うくひいてしまうところでした。
ヘビさん、ビックリさせてしまってごめんなさい。


さて、サトウキビの収穫、だいぶ進んでいます。


最近の朝の散歩風景は、もっぱらこんな感じです。





私の家の前がサトウキビ畑なのですが、昨日おとといと、カニさん(と勝手に
呼んでいる収穫マシン)がまわってくる番だったらしく、一日中作業していました。



島のちびっ子(男の子)たちにはこれらのマシンたちがたまらないらしく、
この時期のお散歩はいっそう楽しくなるようです。


そして、2m以上にもなるサトウキビが一気に収穫されたため、
3日前と今日では、我が家から見える景色がガラッと変わりました。

ここしばらく畑の向こうにちらっとしか見えてなかった海が、天気も良くて、
特にきれいな緑色に見えました。

BEFORE AFTER みたいで面白いです。




夏の宮古島で、「なんでこんな見通しが良いところにミラーがあるんだろう?」って思った方、居ませんか?

冬の「見通しの悪い交差点」が、
夏には「見通しの良い交差点」になっているというわけなんです。
そのミラーは冬に必要になるんですね?。



ついでに、穂が出ているサトウキビを、ススキと思っていた人、居ませんか?
別物なんで、そこんとこよろしくお願いします。

   
      サトウキビ                  ススキ

秋には、一面のサトウキビの穂が夕日に照らされ、
金色に光りながらそよそよ揺れて、絵になります。
ナウシカのラストシーンのようですよ。



なんだかサトウキビについての紹介ページみたいになってきましたね・・・。
私、サトウキビが大好きなんです。

だって、これを見てください。


道にはみ出してるサトウキビです。

台風銀座の宮古島では、サトウキビはバッタバッタと倒れます。
台風が去ると、サトウキビが畑に寝ている状態になります。
道にもはみ出して倒れ込んでいます。

でも、サトウキビはへこたれません。
倒れても、倒れても、長い体を支え、空へ向かってどんどん伸びていくんです。

サトウキビを見ていると、励まされます。

厳しい環境条件の中で立派に成長していくサトウキビに囲まれて、
自然の力はすごいなあと実感します。

私が勝手に感動しているだけで、
サトウキビにとっては当たり前にただ生きてるだけなのかも知れません。
私も自然に身を任せたら、そんな風に生きられるでしょうか?