寒いですね。
なんて、宮古島在住の私が言うと、
全国のみなさんからおしかりを受けるかも知れませんが・・・。

でも寒さって、気温だけじゃない気がします。

雲が分厚くて晴れ間が見えなかったり、夫が単身赴任していたり、
仕事が暇だったりすると・・・必要以上に寒く感じます。
私の場合は、風通しの良すぎる古民家に住んでいるせいもあるんですけどね。


ところで宮古島では、冬の間サトウキビの収穫から製糖までが行われていて、
この時期は製糖期と呼ばれています。

1月中旬から3月くらいまででしょうか。
運転していて、道に大蛇が!・・・と思ったらサトウキビだった、
という出来事が続いていたら、それは製糖期です。

当然キビ農家の方たちは忙しいわけですが、その家族、親戚、友人も総出、
そして本業を持っている方々もアルバイトでキビ刈りをしたりします。

そうするとあらゆる人々が関係者になってきて、体力的にきつかったりすると、
夜飲みに行く回数も減り、そうすると飲食店は暇になり、あまり出歩かなくなり、そうすると街が寂しくなる・・・・といったサイクルだそうです。

そうするとちまたでは、
「暇だね・・・。」
「製糖期だからね・・・・。」
といった会話が交わされるわけです。


「じゃあ鍋でもしようか。」



そんなこんなで、先週末から鍋続きです。
宮古島には色んな出身地の方々が揃っているので、バリエーション豊か。

全く個人的な話で申し訳ないのですが・・・

土曜日 味噌&カレー鍋 (宮古青年作)
月曜日 水炊き (関西カップル作)
火曜日 ほうとう (山梨のお土産)
木曜日 豆乳鍋の予定 (道産子作)


鍋を囲むと、なんでこんなに暖まるんでしょう。
次の日までいい気分が持続します。
遠赤外線ヒーターよりも、芯から暖まるかも知れません。

みんながみんなバラバラの部屋で過ごしてないで、
一部屋に集まって鍋を囲んだら、照明も暖房も節約できて省エネな上に、
心までポカポカして、一石二鳥ではないかしら。

テレビを消して、湯気の中で顔を寄せて、なんでもない話に花を咲かす。
そんな時間をとてもありがたく感じる今日この頃です。




寒い冬を楽しく過ごす工夫、みなさんはどうしてますか?