7月22日、ここ宮古島でも、かなりの部分日食が楽しめましたよ?。

今回の日食は、日食自体もすごいことだったのですが、個人的には、
それを見るためにあらゆる方法を試したりしたことがいい思い出になりました。

null
(提供:宮古新報)


私はこの日、早朝から吉野で遊んでいて、
海から上がったのがちょうど日食の始まる9時半頃。

先に上がった人々がサングラスをいくつも重ねて、
車の窓に貼ったフィルターを通した太陽を見ていました。
みんなのサングラスを重ねて見ると・・・ホントに欠けてる!

感動です。

そして私の用意したアイテムはコチラ。
null

偏光グラス、サングラス、日焼け帽子サンバイザー。

しかし日光の光はそんなに甘くないっ!
本当にまぶしかった・・・!

あんまり見過ぎると目が危ない!ということで・・・
知恵を絞って、まずはこの三点セット+車の窓(フィルター付き)に映った太陽を見る、
という作戦で楽しんでいました。


その後、東平安名崎に行ってみると・・・

null

こ・・・この人は一体誰(笑)!?
なんとなんと、溶接用の防護マスクでした!!!

その手があったか?!

東平安名のおじさんが持ってきたらしいのですが、
自分はそれほど日食には興味がないということで、貸してくれたのです。

null

さらにサングラスとサンバイザーを装着して、かなりくっきり。

道行く観光の人々にもマスクを回して、この珍しい現象をみんなで楽しんでいました。

するとある人がハガキに穴を空けて・・・

null
null

おお!穴から入る光が日食型!!
光が丸かったのは、穴の形じゃなくて太陽の形だったのね!!
(ちなみにこの時木漏れ日は全部日食型だったそう)

またある観光の方はこんな物を作ってきました。

null

おおっ!
プチサイエンス!!!
(どういう仕組みか分からないけど?)

中には日食グラスを持ってきている人も居たりして、
岬の入口では観光客も地元民も、和気あいあい。

たまたま居合わせた見ず知らずの人々と、
それぞれのアイテムを交換したりしながら日食を楽しみました。

普通だったらあり得ない光景ですよね。
こんな風に私たちをオープンな気持ちにしてくれる日食は、やっぱすごい現象だな。
ラブでピースなひとときになりました。


そして印象的だったのが、気温の変化。

普段だったらジリジリ暑すぎてそんな長時間この場所に立っていられないのに、
日食が始まってしばらくすると、気温が下がってることに気づきました。

太陽が欠けるとこんなに違うのってビックリ。

ピークを過ぎたかどうかは目ではなかなか判断出来ませんでしたが、
気温がどんどん上がっていく様子を肌で感じることが出来ました。


終盤にはうっすらと雲がかかって太陽の光を遮り、
その時には肉眼でもくっきりと白い月の様な日食が見えて、これまた感動的。


そして最後は・・・

null

太陽の周りに虹!


ブラボー!
最後の最後まで楽しませてくれてありがとう、空のオールスターズ!!




次の皆既日食は2070年、宮古島で見られるそうでーす!!

長生きしよ?う!