02/28: DESLIE
ハンドメイド・ジュエリーショップ、DESLIE(デズリー)。
宮古島で一番洗練された雰囲気のSHOPではないでしょうか!?
オーナーのリョウコちゃん&トシ君(RT)、二人の夢を形にすべく、文字通りの手作りで始まったこのお店。
色にこだわった数々のオリジナルの作品が、島内外の多くの人々を魅了しています。
今回は、RT二人のヒストリー。
Rがアクセサリーに興味を持ったきっかけは、小学生の時お父さんがくれた絵本。
人魚姫の尾ひれの先についていた、貝殻の輪が大好きでした。
そのうちに海や貝殻が好きになり、「好きだから身につけたい」と、ヘンプ(麻ひも)で編んでネックレスを作ったりしていました。
一方21歳で石垣島に移り住んだT。
石垣島のアクセサリーショップで働いたのがきっかけで、自分の作品を作りたいと思うようになりました。
いつか子供を持った時、色々な何かを出来る自分でありたいという強い思いがあったそうです。
「その子にとって、父親を尊敬できることが一つの大切な財産になる・・・。」
そんな二人は、石垣島で出合いました。
●
RTのヒストリーは、旅をしながら舞台をあちこちに変えて展開します。
Tは、高校を卒業してからしばらく旅したオーストラリアにもう一度行き、そこで初めての自分の作品を売りたいと考えていました。
ちょうど大学の夏休みだったRも一緒に、オーストラリア・道売りの旅に出ます。
当時の使っていた材料は、ヘンプやビーズ、貝殻でした。
その後、那覇・国際通りの道売りを経て、舞台は東京へ。
春・秋・春・・・二人でアースデーのイベントに何回か出店。
そうしているうちに、いつか一緒にお店を出そうという思いが固まってきたそうです。
「人に共感してもらえたりする事が嬉しい・・・!」
2年間、資金を稼ぎながら夜学で彫金の勉強もしました。
そして6年前、二人とも初めての宮古島に、ふらりと来てみたのです。
ゲストハウスに泊まりながら、2ヶ月間の道売り生活。
この旅の最終章で、ちょうど空いていた今の店舗を見つけ、そのまま契約もして帰ったのですって!
その後一ヶ月で、急展開の再来島。
床はりからなにから、ほとんど全ての内装を二人で手がけ、今のDESLIEの原型が出来ました。
始めは、ショーケース二つ、テーブル二つのお店だったんですよ〜。
今年で6年目を迎えるDESLIE。
「商品だけじゃなく、自分たちの作った空間そのものを楽しんで欲しい」
DESLIEは、常に進化を続けます。
先日お店に行ったら、裏の内装の打ち合わせをしていましたよ。
お客様に見えない裏側もかっこよくしたいと、T自らがデザイン。
「自分が良いと思える空間で、作品のインスピレーションを湧かせたい。」
「やりたいと思うことをやってみてるだけだよ。」 by T
この二人、ライフスタイル全体がこんな感じで、とっても素敵なんですよ!
2008年6月には、「スパイスのきいた大人のBeach Style」を提案するセレクトSHOP・GINGER(ジンジャー)を、沖縄本島・砂辺にOPEN。
「お店や作品は、自己表現の場。
自分以外の誰かに共感してもらえることが、自信にもつながる。
誰かが作品に出合って気に入ってくれたり、プレゼントされて喜んだりしてくれることで、自分も人のためになっていると思えるようになった。
そのために、自分も常に自然界や人の作った物から刺激を受けていたい。
例えば海にいる自分、クラブに居る自分、20代・30代の自分・・・これからも経験によって変わっていく私の表現に共感してくれる人が居ることが嬉しい。」 by R
いつも前向きな二人に、元気をもらいます。
作品が気になる方は是非、DESLIEのHP(こちら)にて、二人の世界をお楽しみ下さい!
ブログ(こちら)では、宮古島の情報やDESLIEの最新作が見られまーす。
wrote: