01/10: Pani pani
来間島の大好きなカフェ、Pani Pani。
そよ風、植物、音楽、そしておいしいお茶にPani Paniパン。
そこに流れているのは、世界中どこにもない空気です。
今回は、Pani pani のオーナー・関口さんのヒストリー。
関口さんはその昔、神戸で暮らしていました。
いつか沖縄で暮らしたいなーという漠然とした思いはありながら、特に動くわけでもなくそこで暮らしていたある日、阪神大震災が。
色々な物を失いました。
そこで今の奥さん・久美さんと一緒に、とりあえず横浜へ。
横浜で色々な仕事をしながら3年間。
そんな48歳の関口さんには、捨てる物が何もなかったそうです。
そして13年前、体ひとつで宮古島を訪れました。
そこで出合ったのが前浜ビーチ。
その美しい風景の中で思ったそうです。
「ここで暮らそう」
●
生活できれば何でも良かった。
農業などの仕事をしながら、島の暮らしがスタートしました。
しばらくすると、久美さんが出合った旅人にミサンガの編み方をならったのです。
それからゴーヤの形の編み方を発明して、種も付けてみて・・・オリジナルのゴーヤブレスが誕生しました。
緑のゴーヤと、熟した黄色のゴーヤ。
東平安名崎の駐車場に車を停めて、小さなテーブルに並べて売っていました。
そう、私が宮古島に来た10年前は、「東平安名のゴーヤブレスの人」だったんですよ〜!
ゴーヤブレスは、宮古島のちょっと素敵なお土産でした。
とりあえずしばらくやってたら、雑誌「うるま」に取り上げられて、それが大ヒット商品に!
一方その頃、住む予定で待っていた物件が、先方の都合で急にキャンセルされてしまいます。
がっかり・・・。
でも、その時に、たまたま紹介されたのが、来間島のバナナ畑。
関口さんがこのバナナ畑を初めて見たときに、今のPani Paniがインスピレーションに湧いたんですって!
コレが第二の出会いだったわけです。
全財産をはたいて買ったバナナ畑。
ビジョンは湧きました・・・でも工事費がない。
夏はお土産を作っては売り、冬には工事を進める・・・。
バナナ畑を壊さないよう、重機を入れず、手で穴を掘って、土台も、壁も、全てを少しずつ少しずつ手探りで作っていきました。
専門家に知恵を借りながら、初めての事もいっぱいの家作り。
沢山の人に「楽しいだろ、贅沢だな」と言われたそうですが、当時の本人からしてみれば、楽しくない日の方が多かったそうです。
3年かけて、ついに、Pani Pani とその後ろにある小さな住まいが出来ました。
工費はなんと、たったの150万円!
こんな風にして、世界のどこにもない素敵なカフェ・Pani pani ができあがりました。
訪れる人を、温かく包み込んでくれる、そんな空気がそこにはあります。
最初の頃はコーヒーとアイスしかなくて、いつ行ってもカウンターで関口さんとおしゃべり出きるお店でした。
最近は人気が出て、あちこちから色んな人が訪れてはにぎわっているPani pani。
関口さん曰く、「Pani pani の、一番のファンは僕。」
「僕はこんなんが好きなんだけど、この感じが好きな人は是非一緒に過ごしましょう。」
素敵すぎです〜〜〜。
Pani paniを訪れる方は、是非、ゆっくりできる時間に、その空気の中にとけ込んでみてくださいね。
失う所から始まる、新しい人生のステージ。
いつも穏やかな関口さんから感じる芯の強さこそが、持ち物のなかった関口さんが、唯一忘れることなく持ち続けていた大切なものなんだな〜と思いました。
「何かを実現したい時、どれだけ好きか、どれだけ実現したいか、それが一番大事。
好きな人をGETするのと同じだよ。」
そよ風、植物、音楽、そしておいしいお茶にPani Paniパン。
そこに流れているのは、世界中どこにもない空気です。
今回は、Pani pani のオーナー・関口さんのヒストリー。
関口さんはその昔、神戸で暮らしていました。
いつか沖縄で暮らしたいなーという漠然とした思いはありながら、特に動くわけでもなくそこで暮らしていたある日、阪神大震災が。
色々な物を失いました。
そこで今の奥さん・久美さんと一緒に、とりあえず横浜へ。
横浜で色々な仕事をしながら3年間。
そんな48歳の関口さんには、捨てる物が何もなかったそうです。
そして13年前、体ひとつで宮古島を訪れました。
そこで出合ったのが前浜ビーチ。
その美しい風景の中で思ったそうです。
「ここで暮らそう」
●
生活できれば何でも良かった。
農業などの仕事をしながら、島の暮らしがスタートしました。
しばらくすると、久美さんが出合った旅人にミサンガの編み方をならったのです。
それからゴーヤの形の編み方を発明して、種も付けてみて・・・オリジナルのゴーヤブレスが誕生しました。
緑のゴーヤと、熟した黄色のゴーヤ。
東平安名崎の駐車場に車を停めて、小さなテーブルに並べて売っていました。
そう、私が宮古島に来た10年前は、「東平安名のゴーヤブレスの人」だったんですよ〜!
ゴーヤブレスは、宮古島のちょっと素敵なお土産でした。
とりあえずしばらくやってたら、雑誌「うるま」に取り上げられて、それが大ヒット商品に!
一方その頃、住む予定で待っていた物件が、先方の都合で急にキャンセルされてしまいます。
がっかり・・・。
でも、その時に、たまたま紹介されたのが、来間島のバナナ畑。
関口さんがこのバナナ畑を初めて見たときに、今のPani Paniがインスピレーションに湧いたんですって!
コレが第二の出会いだったわけです。
(その時の写真を見せながらお話ししてくれた関口さん)
全財産をはたいて買ったバナナ畑。
ビジョンは湧きました・・・でも工事費がない。
夏はお土産を作っては売り、冬には工事を進める・・・。
バナナ畑を壊さないよう、重機を入れず、手で穴を掘って、土台も、壁も、全てを少しずつ少しずつ手探りで作っていきました。
専門家に知恵を借りながら、初めての事もいっぱいの家作り。
沢山の人に「楽しいだろ、贅沢だな」と言われたそうですが、当時の本人からしてみれば、楽しくない日の方が多かったそうです。
3年かけて、ついに、Pani Pani とその後ろにある小さな住まいが出来ました。
工費はなんと、たったの150万円!
こんな風にして、世界のどこにもない素敵なカフェ・Pani pani ができあがりました。
訪れる人を、温かく包み込んでくれる、そんな空気がそこにはあります。
最初の頃はコーヒーとアイスしかなくて、いつ行ってもカウンターで関口さんとおしゃべり出きるお店でした。
最近は人気が出て、あちこちから色んな人が訪れてはにぎわっているPani pani。
関口さん曰く、「Pani pani の、一番のファンは僕。」
「僕はこんなんが好きなんだけど、この感じが好きな人は是非一緒に過ごしましょう。」
素敵すぎです〜〜〜。
Pani paniを訪れる方は、是非、ゆっくりできる時間に、その空気の中にとけ込んでみてくださいね。
失う所から始まる、新しい人生のステージ。
いつも穏やかな関口さんから感じる芯の強さこそが、持ち物のなかった関口さんが、唯一忘れることなく持ち続けていた大切なものなんだな〜と思いました。
「何かを実現したい時、どれだけ好きか、どれだけ実現したいか、それが一番大事。
好きな人をGETするのと同じだよ。」
Pani Pani の営業時間は、季節によって大体ですが、10:00〜日没まで。
行事や天気によってお休み。
行事や天気によってお休み。
wrote:
こちらのカフェ、宮古島に行ったときに、一人でふらっと寄らせていただきました。
とってもなつかしい♪
存在は知らなかったんですが、車で前を通ったときに、
その雰囲気に吸い寄せられて、
入らないではいられなくなりました(^_^)
それはそれは素敵なカフェとして、
私の記憶に今でも残っています。
あまりゆっくりできなかったのですが、
そんな姿を見てマスターが「もう行くの?」って
声をかけてくれたのがとてもうれしかったのです。
今度はもっとゆっくりしに行きたいなぁ。
日記に載せてくれて、ありがとうございます♪