「民泊」ってご存じですか?

私は最近初めて知ったのですが、例えば農家民泊だと、
農家の方々とふれあいながら農作業や農家での生活を体験する、
といった感じのいわば体験型ホームステイ。

農家以外にも漁村とか全国に色んな形の民泊があるようです。

宮古島では「さるかの会」というグループが、
修学旅行生や一般に対しての民泊事業を展開しているとのこと。
そういえば、どう見ても都会っ子な男の子たちが宮古のおじいに
連れられて廻ってるという不思議な光景を見たことありました〜。

で、最近は多良間島でも民泊を始めようという動きがあり、
今回はそのモニターを募集していたということで・・・
ある日突然お隣さんに、「多良間行かない?」と誘われ、
ホイホイついて行ってみたのでした。


お世話になった富盛ファミリー↑
この時お父さんは、製糖工場でオトーリ中でした(笑)!


多良間島って、のんびりしていてなんか好きなんですよね。
集落が宮古とはまた違った風情で、散歩したり、
自転車で走ったりするのがサイコーなんですよ。

今回は1泊しかなかったその日が雨で、メインは富盛家の皆さんとの交流でした。


子供たちがとにかくかわいくて。
一緒にご飯食べたりするだけでなんか癒されました。

多良間の野菜は基本的に無農薬。
なぜかというと、多良間の人は自分たちが食べる分の魚を捕ったり
野菜を育てたりして暮らしているから。

ちなみに富盛家はサトウキビの農家なので、
この日は他の方の畑に行って野菜を収穫させていただきました〜。

そんな離島ならではの話題や、
かつて別の島で働いていた奥さんを、その島に仕事で滞在していた
旦那様(25歳年上!)がGETした話なんかを聞かせてもらったりして、
飾り気ない楽しい食卓となりました。

お隣のご夫妻のなれそめを聞いたりもして、普段よりちょっぴりうち解けた感じがしたのは、こういう滞在のおかげだったかも知れません。


コチラは朝ご飯。

学校行く支度を済ませた子供たちが、
何時に帰るの?学校終わるまで帰らないで、なんて言ってくれて、ホロリ。


あ〜ん、また会いに行きたくなっちゃうよ。


人と人の距離を近くする、民泊はそんな空気感があるような気がします。
物なら何でも手に入る現代の暮らしの中で、
お金じゃ買えない何かを思い出させてくれる、そんな時間かも知れません。