でんでんむしが気になって気になって
フロントガラスにへばりついていたでんでん虫。
これがうまくよけるのよ。ブーンブーンスイングするワイパーから実に上手く。

梅雨ですねー。
いきなりドバッと降るあたりが大好きですね。潔い雨!・・・というか。

皆さんはいかがお過ごしですか?

えー。前回の記事で友人から「もっと掘り下げた内容にすれよ」 すれよ。と指摘されまして。
何を掘り下げるんやと聞いた所、もっと神秘的に。との事で。

  やーだーね。(゚∀゚)

誰が何をどのように現象を神秘とするのかは十人十色でしょ。

大体、過去に私は日暮里という駅名に神秘を感じたもの。   何か?(’◇’)


    
    

私は関西で生まれ育ちましたが 子供達は 宮古島。

私の子供達は、都会をあんまり知りません。
この人達を産んでから何度か帰省をしていますが 毎回ヒヤリとさせられるのが

地下鉄(電車)

電車が向かって来る様子がよほど楽しいのか、

構内アナウンスの 『黄色の線までお下がり下さい』 なんて言葉の意味を解らんのか

「電車来た!キタ━(゚∀゚)━! 言うて、おもくそのぞき込みますから。。。ホームで。
きゃーーあわわわ!!!! 私だけでなく周囲もこれにはびっくり(;゚Д゚)!

「危ないな!ちゃんと躾んかいな!びっくりするわ!」 と、よそ様から怒られた事もあります。

電車と縁の無い島で育っている・・・ので・・・なんて言い訳通用しない。

オネガイ。覗くのは止めて。怪我やすまんよ。

無事に乗車するも、外の景色を見たくて見たくて×100
なので窓にへばりつきます。まるでやもりの様に。鼻がペターンとなる位に。

 「おかーさん!建物がいっぱい!!」(瞳キラキラ) 
 うん。( ゚ー゚)( 。_。)
 「これ全部、人が住んでるの!?」
 う?うん( ゚ー゚)( 。_。)
 「住み過ぎ!」
 なんやそれ。

・・・私達親子の会話を聞いていたおばちゃんが 「あんたらどこから来たん?」
と、関西は宮古同様フレンドリーです。
すると子供達が 「みやこじまから来ました!」と元気ハツラツオロナミンC

・・・ここでよく誤解されがちなのが、関西の大阪に都島という市の中心地のオフィス街があり、
そこはだーい都会!
ほんで、「えっ!すごい都会やないの!」と恐ろしい勘違いをされてしまうため
いちいち説明を追加せんとあきません。。。

  そっちの みやこじまじゃなくて、沖縄の離島の、みやこじまです とね。

なので、「沖縄の宮古島です」と 関西では言うようにしています。


帰省すると、親戚は当然「関西弁」なので
子供達は「皆関西弁だ!おかーさんと一緒だ!」・・・そりゃそうだ。何がそんなに珍しい?
〜しぃや。 あかんで。 そうやな。 ほんでな etc

「おおお@@おかーさんがいっぱい・・・」
 どういう意味?

子供達にとっては、何もかもが珍しい 私の故郷。
電車も街並みも人も、4階以上あるエレベーターも。
ある日マンションの15階に住む親戚宅を訪ねた時は大変でした。
「高い、怖い」とベランダに出るのがちょっとしたアトラクションの様。
娘に至っては、あまりの恐怖に泣いてました(笑)
そこのお宅のチビちゃんのブランコがベランダにあったんですが、
「チビちゃんが落ちる・・・」 と へっぴり腰になりながらチビちゃんを救出(?)
それを面白がった従兄弟が娘を抱っこしてベランダへ連れ出そうとしたからあら大変。
娘の断末魔的大絶叫。 なんや犯罪が起こったと通報されそうな程。

娘は、二度とそこのお家に行きたがりません。

息子?息子は、エレベーターをただただ乗り続けていました・・・


子供達を連れて帰省したのはずいぶん前です。
散々、USJだの万博だの六甲山だのあちこち連れて行きましたが、
子供達が一番楽しかった思い出は 「電車とエレベーター」 
君らの為にと散財した金を返せ と言いたくなりますが。そんなもんなのかね。


まだ義務教育中なので彼らはココにいますが、
いつか島を出る日が来るんだろうな と ふと思います。

そのいつか は きっとあっという間の時間なんでしょうなぁ。



  スッ と
  エレベーターで 15階まで昇る位のね。