先週、一週間休みをもらって、友だちとバリに行ってきた。
サーフィン仲間やその奥さんなど、総勢8名の大所帯だ。日本人に人気の高いリゾート地なので、行ったことがある方も多いと思うけれど、バリの様子を少し紹介したい。



 バリは、予想していたより、ずっときれいな島だった。クタ周辺は、宮古よりもずっとリゾート化が進んでいた。
 でも、空気は、アジアらしい匂いが、幾分混じっているように感じがした。クミンやコリアンダー、レモン、鷹の爪(多め)などを混ぜたスパイシー香りだ。住宅街の裏路地に入ると、一層この香りが強く、空気を含ませながら炒めるだけで、ナシゴレンが出来そうなほどだ。


『A Plumeria gose with orange!』

 バリは、台風の来襲がないせいか、植物が大きく成長する。沖縄の大木の2倍?3倍なんてざらに見られる。その中で、ぼくの目に付いたのは、プルメリアだ。バリでは、ホテルはもちろん、公園や街路樹などいろんな所に植えられている。
 ハワイでは、レイ(首飾り)として使われ、宮古でも真夏によく咲いているのを見かける(ほんとは、年中咲くらしい)。花びらは白く、真ん中がレモン色になっている。
 この花の一番の特徴は、なんと言っても、香りだろう。「香りのお手本」というような、フローラルで清潔な匂いがする。

 ぼくの泊まっていたホテルの隅に、少し変わったプルメリアが咲いていた。花びらが赤みがかっている。
 試しに匂いを嗅いでみたら、なんと、ココナッツの香りがした。
「さすが南の植物だ!」と、いたく感動した。



 翌日、街を歩いていると、今度は花びらが真っ赤なプルメリアを発見した。
 そばに駆け寄りたくなるほど、ビビットでかつ深みのある赤だった。どんなトロピカルな匂いがするのだろうと、ドキドキしながら嗅いでみると、
無臭だった。。。


『We're DECKPATS!』

宮古島では、平良にある消防署とJA平良支店の脇で比較的大きいプリメリアの木があります。そして、来間のカフェパニパニにもあるのでじっくり観察してみてください。